古賀駅西口エリアを活性化へ! 交流拠点「るるるる」が始動

JR古賀駅西口に生まれた「まちの食交場『るるるる』」
記事 INDEX
- にぎわい創出に向け船出
- まちづくり会社を中核に
- 「る」で暮らしに彩りを!
福岡県古賀市のJR古賀駅西口エリアに7月下旬、にぎわい創出を目指す交流拠点施設「まちの食交場(しょくこうば)『るるるる』」がグランドオープンしました。地域で親しまれた音楽教室の空き店舗を改装。まちづくり会社「ヨンダブルディー」が運営を担います。
にぎわい創出に向け船出
パンや生活雑貨などを販売する同社の直営ショップとオープンキッチンが5月に先行開業。7月下旬までに出店が順次進み、計7区画でテナントの営業が始まりました。
2階建て施設は、1階がオープンキッチンとテナント4区画、2階が音楽教室やドローンスクールなどが入るテナント4区画です。1階の中央部には約30席のイートインスペースを設けています。
7月29日にオープンセレモニーが行われました。関係者のほか市民らも訪れて、施設の船出を祝いました。
まちづくり会社を中核に
古賀市によると、古賀駅西口の主なエリアは都市計画上の商業地域に指定されています。しかし、国道沿いに大型商業施設が進出し、福岡都市圏への消費流出や商店主の高齢化などから、厳しい状況に置かれているそうです。
市は2020年度から、西口エリアの活性化に向けた検討を開始。現在、ヨンダブルディーを中核として商店主らとともに活性化プロジェクトを推進しています。その一環で着手したのが「るるるる」の整備です。
2022年2月に設立された同社は「Want=やりたいこと」「Different=ほかとの違い」を常に問いかけ、ゆっくりでも着実に一帯のにぎわい創出に四輪駆動で取り組んでいく決意を社名に込めています。宮崎県日南市で商店街再生を軌道に乗せた木藤亮太さん(48)が代表取締役を務めています。
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「る」で暮らしに彩りを!
「るるるる」という名称は、▽ふらっと集まる▽おいしいご飯を食べる▽みんなとしゃべる▽ここから散策が始まる――など、暮らしに彩りを添える様々な「る」をこの施設で楽しんでほしいと願って付けたそうです。
オープンキッチンは、総菜製造業と飲食店営業の許可を得たシェアキッチンです。曜日ごとに様々な出店者が、カレーやコーヒーなどのメニューを提供します。
「『るるるる』のにぎわいが、古賀駅西口エリア全体のにぎわいになっていくことが大事」と強調する木藤さん。「地域を変えるというより、地域の中で新しいことが起こるように5年、10年と頑張っていきたい」と話しています。
「るるるる」の7テナント
【1階】
【2階】

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