安全を見守る多数の「目」 山あいの県道に林立するカーブミラー
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福岡県苅田町の山口地区。県道沿いの約150メートルにわたり林立するカーブミラーは11基。のどかな山あいの集落には不釣り合いに見えるが、この道は、近くの工業団地への抜け道として時間帯によっては車で混雑するという。
近くに住む男性は「朝夕は交通量がすごくてね。カーブミラーのおかげで安心できる」と話す。
集落を避けるバイパスの建設計画も持ち上がるが、開通の見通しは立っていない。住民の安全を見守るミラーの役割は、当面続きそうだ。(写真・大野博昭 文・小川紀之)