福岡市・天神地区に隣接する旧大名小学校の跡地で再開発事業を進めている積水ハウスなどは、メインとなるオフィス・ホテル棟（25階建て）の名称を「福岡大名ガーデンシティ」に決定したと発表した。一帯で進む市の再開発促進策「天神ビッグバン」の中核施設の一つで、周辺では最も高い約111メートルの複合ビルとして12月に完成する予定だ。
事業は同社のほか、西日本鉄道や西部ガスなど計５社が出資する特定目的会社が進めている。1～2階に商業施設、3階と5～16階に賃貸オフィスが入るほか、17～24階には、高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン」が2023年春に開業する計画。敷地内にはさらに、創業支援施設などが入る11階建てビルもできる。
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