福岡県大牟田市の夏祭り「おおむた『大蛇山』まつり」が23日、同市大正町のおまつり広場などで始まる。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となり、24日まで神社や地域の山車「大蛇山」が街中を行き交う。
まつりは悪疫退散などを願い、江戸時代に始まったとされる。主催するまつり振興会によると、23日は午後5時にパレードで開幕。1万人の総踊りに続き、同7時10分~9時45分に大蛇山が競演する祇園六山巡行が行われる。
24日は午後5時から、ちびっこ大蛇・ちびっこみこし。同6時30分~9時30分に大蛇山大集合パレードがある。
市内の路線バスは両日とも大人100円、小学生以下は無料で、イオンモール大牟田―大牟田駅西口間は終日無料に。大牟田文化会館のプラネタリウムでは22、23日の午前10時から30分間、番組「走れ!大蛇山」を投影する。先着各60人で入場無料。