豊前「鱧めんべい」誕生 道の駅などで販売

新たに商品化された「豊前海鱧めんべい」

 福岡市の明太子メーカー「山口油屋福太郎」が、福岡県豊前市特産のハモとユズを使った煎餅「豊前海鱧(はも)めんべい」を新たに商品化した。地元の道の駅「豊前おこしかけ」などで販売されている。

 同社は、明太子風味の煎餅「めんべい」が看板商品。2014年からは、鹿児島県枕崎市のかつお節や福岡県柳川市のウナギなど、九州・沖縄の特産品を生かした「ご当地めんべい」を次々と発売している。

 新たな土産物づくりを目指す豊前市が、3年前に共同開発を打診したのをきっかけに、シリーズ24品目として今回の商品が誕生。地元漁港で水揚げされて骨ごとすりつぶされたハモの身と、「豊前おこしかけ」で人気のユズのペーストが生地に練り込まれており、ハモのうまみとユズの風味を楽しめる。2枚入りの12袋をセットにした1箱が1080円(税込み)となっている。

 今回の商品で、旬のハモを原料として提供する豊築漁協の東明夫理事は、「ハモの消費拡大につながればうれしい」と期待している。


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