プロジェクションマッピングで「火の用心」 大牟田市消防

 福岡県の大牟田市消防本部は、本部庁舎の壁や車庫のシャッター(縦4メートル、横5メートル)を活用したプロジェクションマッピングで火災予防を呼びかける取り組みを始めた。月ごとにテーマを変えながら、来年2月末まで続ける。


車庫のシャッターに映し出された火災予防を呼びかける映像

 プロジェクションマッピングは、2018年に消防団への加入呼びかけに活用したのが始まりで、年々、内容を充実させてきた。

 今年は「秋の火災予防運動」(11月9~15日)に合わせ、幼年消防クラブの活動紹介や住宅用火災警報器の設置促進を呼びかける映像を、平日の日没後から午後9時まで車庫のシャッターに投影。10月に市内で開かれた幼年消防クラブ大会に参加した子どもたちの集合写真などが映し出され、庁舎前の国道208号を走る車や歩行者を楽しませている。

クリスマスなどの季節感も

 12月はクリスマスなどの季節感を楽しめ、記念写真が撮れるような映像を予定しているという。

 庁舎北側の車庫前に観覧用の駐車スペースを設けている。問い合わせは同消防本部(0944-53-3521)へ。


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