「感応楽」記念ご朱印を頒布 豊前・大富神社 

 福岡県豊前市に7世紀末から伝わる太鼓踊「感応楽」を含む「風流踊(ふりゅうおどり)」が、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産として登録されることが正式に決まったことを記念し、市内の大富神社(清原直嗣宮司)が12月1日、感応楽の踊り手をデザインした金文字入りのご朱印の頒布を始めた。

ユネスコ無形文化遺産登録決定で


感応楽の踊り手がデザインされたご朱印を手にする清原権禰宜

 同神社では2年に1度、感応楽が奉納。ふだんは神職がご朱印帳に踊り手をデザインしたスタンプやご朱印を押して、黒色の墨汁で神社名や日付などを毛筆しているが、11月30日の登録正式決定を祝って、金色の墨汁を使うことにした。和紙に書き置きしたものもあり、いずれも1枚1000円。今月末までの期間限定となっている。

 権禰宜(ごんねぎ)の清原秀嗣さんは「ご朱印を通して、遠方からの参拝者にも感応楽を知ってほしい」と話している。

 問い合わせは同神社(0979-83-3450)へ。


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