元琴奨菊・秀ノ山親方の後援会発足 「柳川から横綱を」

 大相撲の元大関・琴奨菊の秀ノ山親方(39)(佐渡ヶ嶽部屋)を支援する地元後援会「秀ノ山(元琴奨菊)会」が2月7日、出身地の福岡県柳川市で発足した。


秀ノ山親方(中央)を前に支援への決意を述べる友添会長(左)

 同市には現役時代にも地元後援会があったが、引退に伴って2021年3月に解散した。親方は独立して部屋を設けたい意向で、新たな後援会は親方の支援とともに、今後、部屋が開設された際に所属力士の昇進を祝ったり、九州場所前後に激励会を開いたりするなど部屋の発展に寄与することなどを目的に設立された。

 市内で開かれた設立総会では、名誉顧問に古賀誠・元自民党幹事長、会長に同市の友添鉄工所の友添淳次社長が就き、役員99人の体制でスタートすることなどを決めた。総会後の発会式に駆けつけた親方は「このような会を作っていただき、ありがたい。柳川の地から横綱、大関を育てたい」と決意を語った。

 友添会長は「親方は現役時代に柳川を日本中に売り込んでくれた。これからは私たちが一生懸命応援しなければならない」と話した。


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