松本零士さん追悼で献花台 北九州・漫画ミュージアムに

 北九州市ゆかりの漫画家、松本零士さんが亡くなったことを受け、松本さんが名誉館長を務めていた同市小倉北区の市漫画ミュージアムは2月23日、献花台と追悼コーナーを設置した。


 松本さんは、同ミュージアムが開館した2012年から21年6月まで名誉館長を務めた。献花台は、代表作「銀河鉄道999」などの登場人物が描かれた記念撮影パネルと共に同ミュージアムの入り口に設けられ、初日からファンらが続々と訪れて花や色紙を手向け、手を合わせていた。

直筆イラストなど初展示

 献花台の隣には、メッセージを書いた付箋を貼れるボードも設置。松本さんの足跡をたどる常設展示コーナーの一角にも新たに追悼コーナーを設け、初展示となる直筆のイラストなどを紹介している。

 献花に訪れた同市小倉南区の漫画家、松原香津美さん(64)は「第一線で活躍し続けた、大きすぎる存在。ご冥福(めいふく)をお祈りします」と話していた。


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