北九州市は、同市小倉北区の動物園「到津の森公園」について、3月26日に南側エントランス(約7700平方メートル)を改装オープンすると発表した。
キリンエレベーター登場
道路から見えるように「到津の森公園」の標識を取り付けるほか、園内の入り口を以前より道路に近づけ、階段とエレベーターを新設。エレベーターには等身大(約5メートル)のキリンを描いた。
子ども連れに配慮し、キッズトイレや授乳室を備えた「森の案内所」も整備。ライオンやゾウといった動物のモニュメントを階段の横などに置き、来園者がくつろげる芝生広場も設ける。
また、カフェの「スターバックスコーヒー」の新店が4月3日に開業予定。来園者も通行人も利用できる。
従来、市民らから「(南側は)道路から入り口がわかりづらい」「屋内で飲食できるスペースが少ない」といった声があり、市が民間と協力して整備を進めてきた。事業費は、市が約2億800万円、大和リース北九州支店が1億3500万円を負担。
学生は当日無料、イベント調整中
改装を記念し、同日は未就学児から大学院生まで入園料を無料にする。記念イベントなどは調整中で、後日、公表することにしている。