北九州市小倉北区の小倉城で開催中の「小倉城桜まつり」のステージイベントが4月2日、天守閣前広場で行われた。昨年10月に結成された小倉城武将隊が好天の下、宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の決闘」をテーマにした演劇を上演し、大勢の花見客が楽しんだ。
武将隊は劇団員や城のスタッフら14人で構成。桜が彩る会場に設けられた特設ステージで午前と午後の2回、小倉藩とゆかりがある2人の剣豪の名勝負を熱演した。ステージではこのほか、和太鼓の演奏や日本舞踊も披露された。
語り部役を務めた武将隊メンバーの飯野智子さんは「たくさんの人に見ていただけてうれしい。これからも地元にまつわる歴史をたくさんの人に伝えていきたい」と話していた。
まつりは9日まで
まつりは、小倉城などの指定管理者「TEAM城下町小倉共同事業体」が9日まで開催。2日は会場一帯にたこ焼きやから揚げ、わらび餅などを販売する約50の出店が並び、コスプレイベントも催された。