福岡市動物園にチンパンジー2頭が仲間入り 6月にも公開

受け入れが決まったオスのアツシ(右)とメスのカコ(提供:福岡市動物園)

 福岡市動物園は5月11日、長野市茶臼山動物園から新たにチンパンジー2頭を受け入れると発表した。オスの「アツシ」(25歳)とメスの「カコ」(27歳)で、オスの飼育は6年ぶりとなり、今後、繁殖が期待される。

 福岡市動物園で現在飼育しているチンパンジーはいずれもメスの「サクラ」(推定45歳)、「パンジー」(24歳)、「キンコ」(推定33歳)の3頭。オスは2017年に「パンヤ」が40歳で死に、その後は飼育していなかった。

 園によると、新たな2頭は17日に受け入れる予定。今後は野生と同じようにオスとメスの群れで生活することで繁殖しやすい環境を作っていくという。アツシとカコについては、6月中の一般公開を目指している。


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