福岡空港の国際線ラウンジ一新 博多らしさでおもてなし

 福岡国際空港(FIAC)は5月31日、改装した国際線ターミナル3階のラウンジを報道陣に公開した。オープンは6月1日で、ビジネス用カウンター席を整備したり、充電設備を増やしたりと快適性を向上させた。


改装した福岡空港のラウンジ(5月31日撮影)

 ラウンジは、出国検査場を通過した56番ゲート付近で、敷地面積198平方メートル。ソファ席など70席あり、充電設備を58席に増やした。博多織をモチーフにした壁面や、博多祇園山笠の法被をデザインした美術品を展示するなど、福岡ならではのおもてなしを演出した。

 ラウンジはコロナ禍で2020年4月に一時閉鎖。水際対策の緩和で出国者が増えているのに合わせ約3年ぶりの再開となる。利用料金は1100円(12歳以上、税込み)で、FIAC提携のカード会社のゴールド会員は無料となる。FIACの西田裕史国際営業開発課長は「思い出の一つとして、多くの人が楽しめる空港にしたい」としている。


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