フランスで5月に開催された第76回カンヌ国際映画祭で上映された、オール北九州ロケの映画「逃げきれた夢」の舞台あいさつが6月11日、北九州市小倉北区の映画館「T・ジョイリバーウォーク北九州」で行われ、同市出身で主演の光石研さん(61)が映画をPRした。
カンヌでも上映
作品は、主人公の定時制高校の教頭が、記憶が薄れていく症状に見舞われたことをきっかけに、これまでの人間関係を見つめ直していくというストーリー。光石さんは二ノ宮隆太郎監督(36)と登壇し、約250人の市民らが拍手で迎えた。
光石さんは同映画祭での上映について「北九州の言葉がカンヌの地にとどろくとは感無量だった」と語り、「北九州の皆さんの協力なくしてはできなかった映画。一人でも多くの人に見てもらいたい」と呼びかけた。
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