九州初進出となる高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン福岡」が6月21日、福岡市中央区の天神地区そばに開業した。ザ・リッツ・カールトンは大阪、東京、沖縄、京都、栃木にあり、福岡は国内6か所目。
福岡市が推進する再開発プロジェクト「天神ビッグバン」の目玉として建設された「福岡大名ガーデンシティ」のタワー(地上25階、地下1階)の9フロアに入居。積水ハウスと米ホテル大手マリオット・インターナショナルが手がけた。
19~23階は客室フロア(計167室)で、「ゲストルーム」(50平方メートル)と、75平方メートル以上のスイートルームを備える。
24階の「スパ」は、市街地や博多湾を見渡せる屋内プールのほか、ジム、トリートメントルームもある。3階には二つのバンケット会場があり、各種イベントも開催。和と洋が融合したデザインのチャペルも備え、結婚式を受け付ける。
ホテル内には四つのレストランと二つのバーがあり、地元食材を生かしたメニューを提供。エントランスは1階にある。内装は、博多織などから発想を得ているという。
1室税込み約10万円から。予約は公式サイトで受け付けている。