一風堂の麺端材を原料にビール 「カエダマエール」誕生

 力の源(もと)ホールディングス(HD)は8月22日、博多ラーメン店「一風堂」で使う麺の端材を原料にしたクラフトビール「カエダマエール」を開発したと発表した。廃棄予定の食材を再生させる「アップサイクル」の取り組みで、福岡や関東の4店舗とオンラインで同29日から販売する。


麺の端材を原料にしたクラフトビール「カエダマエール」(力の源ホールディングス提供)

廃棄予定食材をアップサイクル!

 カエダマエールは330ミリ・リットル入りで、税込み750円(一部店舗は900円)。アルコール度数は5.5%。お土産用の生麺を製造する際に発生する端材を麦芽と一緒に製造タンクに入れ、麦汁を作った。しっかりとした味わいとキレが特徴で、かんきつの香りで爽やかな後味に仕上げ、とんこつラーメンに合うという。

 クラフトビールのアップサイクル事業を展開する「ビア・ザ・ファースト」(横浜市)と共同開発し、千葉県柏市の醸造所に製造委託する。


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