女性の担ぎ手が街を練り歩く「飯塚神功女神輿(みこし)」が8月27日、福岡県飯塚市中心部の商店街一帯で4年ぶりに開催される。同26、27日は浴衣姿の女性に一帯の飲食店を巡ってもらうイベントも行われる。いずれも参加者を募集している。
女神輿は、同市でスナック店を営む女性経営者らでつくる実行委員会が企画。2019年の第1回は約150人の女性が集まり、同県糸田町の子ども会から譲り受けた神輿(高さ約1.2メートル、重さ約50キロ)を担ぎ、商店街一帯の約2.2キロを約2時間かけて練り歩いた。
出発は8月27日午後4時
20年以降はコロナ禍で中止となったが、今年は開催を決定。27日は午後3時から開会式を行った後、同4時に東町商店街三差路を出発し、同6時頃にイイヅカコスモスコモンに到着する予定という。
参加者には法被や帯、手ぬぐい、足袋などが貸し出され、着替えは当日午前11時から東町公会堂で行える。髪型はアップスタイルに。けが防止のため、貴金属類の着用は禁止。参加費1人2000円(保険代込み)。
イベントは「ii(いい)ゆかたナイト」と銘打ち、約30の飲食店を対象に実施される。参加者は4枚(1枚700円分)つづりのチケットを2500円で購入。4店舗を巡って1枚ずつ使用すれば、浴衣が当たる抽選に応募できる。
実行委の桜井雅子代表は「女性のパワーを見せつけ、後世に続く祭りに育てていきたい」と意気込んでいる。問い合わせは、桜井さん(090-3605-0688)へ。