福岡県直方市は、女子バレーボール・Vリーグ3部に今秋から新規参入する「カノアラウレアーズ福岡」(本拠地・福岡県福智町)と、フレンドリータウンに関する協定を結んだ。
直方市では1970~90年代、直方高校が全国大会の常連校として活躍し、“バレーボールのまち”として知られた。市内の高校は近年、全国大会から遠ざかっているが、市はバレーボール人気の復活につなげようと、県内初の女子プロチームであるカノアラウレアーズとの相互協力に乗り出した。
協定には、選手が指導するバレーボール教室の開催のほか、健康や観光分野での協力、協賛企業集めに関する市の支援などが盛り込まれた。
締結式は8月22日、直方市役所で行われ、大塚進弘市長や、カノアラウレアーズの運営法人の森田亜貴斗・代表理事、主力選手らが出席。森田代表理事は「バレーボール人気の復活に向けた一助になりたい」と述べた。
同様の協定は田川市、行橋市も結んでいる。