「道の駅うきは」隣接地に宿泊特化型ホテルがオープン

 米ホテル大手のマリオット・インターナショナルと積水ハウスが、福岡県うきは市浮羽町の「道の駅うきは」の隣接地に整備したホテルが8月31日、開業した。レストランを設けない宿泊特化型で、利用者に地域の店で飲食や買い物をしてもらい、地域経済の活性化やにぎわい創出につなげる。両社は全国各地の道の駅周辺で同様のホテルを展開しており、九州では鹿児島県垂水市、佐賀県嬉野市に次いで3か所目、福岡県内では初進出となる。


道の駅うきはの隣接地に開業したホテル

 名称は「フェアフィールド・バイ・マリオット・福岡うきは」。鉄骨造り3階建て延べ2100平方メートルで、客室数は51室。宿泊料は大人2人1室利用で1万6130円(税込み)から。耳納(みのう)豚や四方竹(しほうちく)、茶葉など地元産の食材をふんだんに使った朝食付きのプランも用意した。

 うきは市は、ブドウや柿、梨など年間を通して果物の栽培が盛んで、「フルーツの里」として知られる。道の駅うきはでは旬の果物を販売しており、旅行情報誌「九州じゃらん」が行った道の駅の人気ランキングや総選挙で、九州・山口にある道の駅の中で8年連続1位に選ばれている。

にぎわい創出に期待

 マリオット・インターナショナルと積水ハウスは、道の駅を拠点に観光を楽しんでもらうことで地域活性化を図るプロジェクトを実施。2020年から全国各地の道の駅周辺に宿泊特化型ホテルの整備を進めており、25年までに26道府県での展開を目指す。


大きな窓が特徴の客室

 この日は現地でオープニング式典が開かれ、両社の関係者や服部誠太郎知事らが出席。積水ハウスの仲井嘉浩社長は「(新型コロナウイルスの規制緩和で)インバウンド(訪日外国人客)も増えている。秋の観光シーズンを前に地域の皆さんと一緒に魅力を高め、観光誘致に尽力したい」とあいさつした。うきは市の高木典雄市長は「7月の大雨災害からの復興に弾みがつく。このホテルから、うきはの自然や歴史などの観光資源を巡ってほしい」と述べた。


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