2017年の九州北部豪雨で被災した福岡県東峰村の簡易宿泊施設「ほうしゅ楽舎」が移転新築し、9月4日に営業を始めた。村では8月、JR日田彦山線でバス高速輸送システム「BRTひこぼしライン」が開通したばかりで、観光客の拠点として活用が期待される。
観光客の拠点として活用に期待
元々は廃校を利用した施設だったが、豪雨で損壊し、村が約300メートル離れた場所に新しく建てた。
木造平屋で、延べ床面積は約570平方メートル。和室、洋室が2部屋ずつあり、多目的室や談話室も備える。総工費は2億8800万円。管理運営は村が出資している「宝珠山ふるさと村」が行う。
1泊大人1人で素泊まり7700円、2食付き1万450円。火曜休館。問い合わせは、ほうしゅ楽舎(0946-72-2255)へ。