お経に音階「声明」と弦楽合奏の共演 アクロス福岡で

 僧侶たちがお経に音階をつけて唱える「声明(しょうみょう)」と、弦楽合奏が共演する音楽イベント「真言宗声明×クラシック 日本の祈りと世界の祈り」が9月16日午後2時、福岡市のアクロス福岡で行われる。

9月16日に音楽イベント

 読売新聞西部本社の発刊60周年と、九州各地の僧侶で構成する「九州真言宗教師連合法親会」の結成30周年を記念して企画された。


7月下旬に行われたリハーサルで、音程やテンポなどを確認する出演者たち

 同法親会の約20人と、9人編成の九州室内合奏団が出演する。第1部が声明、第2部が同合奏団のステージで、第3部は共演で、「露地偈(ろぢのげ)」など2曲を披露する。

 同合奏団主宰の山下典道さんは「それぞれを同時に楽しめるまたとない機会。少人数でも響く音を体感してほしい」と話す。同法親会の堤大恵会長は「世界平和への祈りを聞いて、今が幸せと思ってもらえたら」と呼びかけている。問い合わせはエムアンドエム(092ー751ー8257)へ。

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