八女茶の発祥から今年で600年になるのに合わせたイベント「八女茶の宴」が10月28、29日、福岡、北九州両市で開かれる。
県によると、室町時代の1423年に僧侶が中国から茶の種子を持ち帰り、八女市黒木町で製茶技法とともに広めたのが始まりとされている。歴史ある八女茶の魅力を伝えようと、イベントは県や生産者らで作る団体が主催する。
八女茶スイーツやお茶の販売
福岡市の会場となる中央区の複合ビル「福岡大名ガーデンシティ」では、八女茶や茶葉を使ったスイーツを販売。蓋付きの茶わんで玉露を味わう「しずく茶」や石臼で茶葉をひいて抹茶を作る体験も有料で楽しめる。書道パフォーマンスや八女茶の手もみ実演などもある。北九州市小倉北区のリバーウォーク北九州でもお茶の販売などが行われ、小倉城庭園では茶会(有料)が開かれる。
八女市の生産者で、県茶業青年の会の井手孝嘉会長らが、福岡市中央区の読売新聞西部本社を訪れ、「販売を通して好きなお茶を見つけてほしい」とPRした。問い合わせは県園芸振興課(092-643-3489)へ。
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