プロ野球ドラフト会議で東京ヤクルトスワローズから1位指名を受けた西舘昂汰投手(専修大)と北海道日本ハムファイターズから2位指名の進藤勇也捕手(上武大)が10月30日、母校の筑陽学園高(福岡県太宰府市)を訪れ、プロ入りの報告をした。2人は開幕一軍入りを目標に掲げ、「ファンや周囲の人から応援され、愛される選手になりたい」と意気込みを語った。
筑陽学園高野球部の江口総監督(右端)や前田監督(左端)にドラフト結果を報告した西舘投手(左から2人目)と進藤捕手
2人は高校時代にバッテリーを組み、2019年に春夏連続で甲子園に出場した。西舘投手は最速150キロ台の直球が持ち味。進藤捕手は強肩強打で、大学日本代表にも選ばれた。
2人は新田光太郎校長や在校時に野球部監督だった江口祐司総監督、前田健人現監督らにドラフトの結果を報告。西舘投手は高校3年間を振り返り、「人間性を磨くよう指導され、うまくいかないことがあっても逃げずに向き合うことができた」と語り、進藤捕手も「感謝の気持ちを持って野球に取り組むことと、普段の練習から頭を使うことを学んだ」と話した。江口総監督は「勝負強い選手として活躍してほしい」とエールを送った。
在校生から花束を受け取る進藤捕手(左)と西舘投手
その後、2人はグラウンドで中高生約1800人を前に報告を行い、生徒から花束を受け取った。
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