JR九州は11月30日、切符の代わりにQRコードで乗車できるサービスを2024年秋に導入すると発表した。インターネットで利用予約できる西九州新幹線と主な在来線特急が対象で、窓口や券売機の混雑を緩和することで利便性の向上を目指す。
西九州新幹線や主要特急
JR九州のサイトで予約する際に「QR乗車」を選び、利用者がスマートフォンなどに表示されたQRコードを改札口の端末にかざせば、窓口や券売機で切符を受け取らなくても乗降できる。
対象は西九州新幹線の全区間(武雄温泉―長崎)と、「きらめき」や「ハウステンボス」など博多駅発着の主要特急で、25年度以降に対象の列車や切符の種類を拡大する予定だ。
現在はネットで予約しても駅で切符を発券する必要があり、博多駅では大型連休時などに窓口や券売機が混み合うことがあった。
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