中洲で鮎川誠さん写真展 ライブで熱演する姿など22点

 福岡県久留米市出身のギタリストで2023年1月に74歳で亡くなった鮎川誠さんの写真展が1月27日、福岡市博多区中洲3の「ロックハリウッド中洲」で始まった。


熱演する鮎川さんの写真パネルを紹介する西本理事長

 2015年に鮎川さんのファンになり、ライブの様子を撮影してきた同市の写真家リサさん(56)の作品を展示。リサさんが鮎川さんをしのび、感謝の気持ちを込めて企画した。ライブで熱演する鮎川さんを様々な角度からとらえた写真パネル22点が並ぶ。

 鮎川さんは、妻でボーカルのシーナさんとロックバンド「シーナ&ロケッツ」を結成し、1970年代から活躍。リサさんはリハーサルの様子まで撮影させてもらったといい、鮎川さんの表情がよくわかる作品が多い。リサさんは「鮎川さんの優しい人柄、周りの人との愛や絆を感じてほしい」と話している。

 リサさんの活動に共感して会場を提供した一般社団法人「もっと自分の町を知ろう」の西本光春理事長は、「彼女の情熱あってこその作品。世代が違う人にも鮎川さんを知ってほしい」と話した。

 2月3日までの午前11時~午後7時。入場無料。


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