立ったまま乗る二輪車「電動キックスケーター」などのシェア(共有)サービスを手がける新興企業Luup(東京)は3月27日、福岡市でサービスを始めた。九州初の本格展開で、近距離移動の需要の取り込みを狙う。
天神や博多に専用駐輪場
同市・天神や博多駅周辺に計約350か所の専用駐輪場を設け、電動キックスケーター400台と電動アシスト自転車200台を配置した。利用料は1回あたり基本料金50円と1分15円で、電動キックスケーター利用は16歳以上など一定の条件がある。
ループは東京や大阪など9都府県で本格展開している。九州では大分県別府市で昨年秋から実証実験を行っており、今後、エリアの拡大を進める。