福岡市中央区の薬院駅を中心に、8地区の飲食店64店舗を巡るイベント「サルー祭 はしご酒」が4月13、14日に開かれる。イベント参加店は両日、食事と飲み物を1品ずつセットにした特別メニューを税込み700円で用意する。
当日は「薬院・平尾・大宮」(19店)、「白金・高砂・渡辺通・春吉」(28店)、「清川」(17店)の各エリアで、はしご酒を楽しめる。一帯には庶民的な居酒屋からバーやカフェまで、こだわりの店が集まっている。イベントは、常連客以外にも各店の魅力を知ってもらおうと2012年にスタートし、今回はコロナ禍による休止を経て4年ぶりの開催となる。
参加者は各店舗で配布しているチラシを携えて、店員に「サルーで来ました」と伝えると、特別メニュー「サルーメニュー」を注文できる。各店舗での滞在時間の目安は20分程度で、自慢の味を楽しんだら、気になる次の店へ向かう。
スタンプラリーも行い、会計時にもらえるスタンプを集めると、食事券やオリジナルTシャツなどが当たる。
「サルー」はスペイン語で乾杯の合図。担当者は「みんなでサルー! この機会に気になる店を訪れて、お気に入りの場所を見つけてください」と話している。