是枝監督が小倉昭和館でトークショー 「フィルムは特別」

 カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールの受賞歴がある是枝裕和監督(61)によるトークショーが4月1日、北九州市小倉北区の老舗映画館「小倉昭和館」で開かれ、約250人が聞き入った。


映画撮影の舞台裏について語る是枝監督


 同館では3月30日に是枝監督の「ベイビー・ブローカー」と「誰も知らない」の上映が始まり、「誰も知らない」は2023年12月の再建後初めてフィルムの映写機で上映されている。

 是枝監督はこの日、2作品の上映後にそれぞれトークショーに登壇。出演者の裏話や劇中のシーンのこだわりを紹介し、「フィルムでの上映は全然違う、特別なこと」と感慨深そうに語った。

 2024年2月、旦過(たんが)市場一帯の大規模火災から復活した同館を応援するために初来館。その後も引き続き支援しようと、再来館を約束していた。樋口智巳館主(63)は「こんなに早く願いがかなうとは思ってもみなかった。小倉昭和館にとって、素晴らしい新年度のスタートになりました」と笑顔を見せた。

ふくおか国際映画祭を支援

 是枝監督は、11月29日~12月8日に福岡市で開催が予定されている「ふくおか国際映画祭」でアドバイザー役となり、映画祭をサポートする。


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