福岡大学病院の新本館が完成 5月7日に開院

記念式典でテープカットに臨む関係者ら

 福岡大学病院(福岡市)の新本館が5月7日に開院するのを前に、4月6日、同病院で記念式典が開かれた。

地上12階建て 618床備える

 新本館は、約50年前に建設された旧本館の老朽化が進んだことから、2021年に着工した。地下1階、地上12階建てで、がんセンターや放射線部などが入る。病床数は618床で、手術室を4床、NICU(新生児集中治療室)を9床増やした。免震機能や感染症対策を強化したほか、屋上にはヘリポートも備える。総事業費は約300億円。

 式典には医療関係者ら約180人が出席。永田潔文学長が「地域に貢献する医療を提供したいと思いを新たにしている。スタッフ一丸となって取り組んでいく」とあいさつした後、病院内のホールで三浦伸一郎病院長らがテープカットを行った。


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