福岡市博多区の博多阪急は5月29日から、家庭で着なくなった衣料品の無料回収を始めた。環境への負担軽減に貢献する取り組みで、館内に回収ボックスを常設する。
ブランドや素材の種類は問わず、同店以外で購入した服やマフラーなども受け付ける。4階に設置の専用ボックスで集めた後、専門業者が引き取って、再販したり、再生ポリエステルなどに加工したりする。
博多阪急は「多くの衣服がリサイクルされれば、新品の製造にかかる電気や水の使用が抑えられ、環境への負担が軽減される。次世代が暮らしやすい環境作りに努めたい」としている。
衣料品の回収は、大丸福岡天神店(福岡市)も不定期で実施している。