11月の大相撲九州場所に向けて日本相撲協会は6月9日、福岡市博多区の複合商業施設「キャナルシティ博多」で、ファンが力士と触れ合える「腹タッチ会 2024福岡」を開いた。巡業がない時期も九州の相撲熱を絶やさぬようにと同協会が企画した。
会場には観客約500人が集まった。長崎出身の平戸海関、熊本出身の正代関や佐田の海関ら九州ゆかりの力士が登場し、トークショーなどを行った。
締めくくりは、ファンサービスの「ハイタッチ」ならぬ「腹タッチ」。事前に応募した約250人が、力士のおなかに触りながら応援メッセージを伝えていた。同市東区の石崎史子さん(52)は「めったにできない経験で最高だった。九州場所が楽しみ」と喜んでいた。