北九州市門司区と山口県下関市の両岸から花火を打ち上げる「関門海峡花火大会」(8月13日)の運営を支援する商品「関門海峡花火大会応援ビール」が7月1日、門司区の酒販店などで発売される。350ミリ・リットル缶1本605円(税込み)のうち100円を大会実行委員会門司に寄付し、運営費に充てられるという。
1本につき100円を運営費に
商品は地ビール会社「門司港レトロビール」(北九州市)が製造する清涼感のある「ピルスナー」。ラベルには昨年の花火大会フォトコンテストで大賞を受賞した写真を使い、大会当日の感動を伝えるデザインにしている。
同社は1998年から門司港レトロ地区でビールを醸造しており、今回、ビールを通じて地元に貢献する取り組みを検討。大会運営の財源確保が厳しい状況にあることを背景に、地元の酒販店から花火大会を一緒に盛り上げようと提案を受け、初めて企画した。
販売本数は2000本。完売すれば20万円の寄付になる。同社は「北九州を代表する夏の風物詩『関門海峡花火大会』を、ビールを通じてPRしていきたい」としている。