福岡市民ホール､来年3月28日開館 初公演はMISIAさん
福岡市は9月2日、須崎公園(中央区)に建設中の拠点文化施設「福岡市民ホール」について、2025年3月28日に開館すると発表した。こけら落とし公演は、福岡市にゆかりがある歌手のMISIAさんがコンサートを行う。
同ホールは、老朽化が進む市民会館に代わる施設として、市が整備を進めている。地上5階建てで、イベントの規模に応じ、大ホール(約2000席)、中ホール(約800席)、小ホール(約150席)を備える。コンサートや演劇のほか、市民発表などにも活用される。
2025年３月28日に開館する「福岡市民ホール」の完成イメージ図（福岡市提供）
市によると、MISIAさんは学生時代を福岡で過ごし、デビューした1998年に市民会館でコンサートを行っている。公演日やチケットの予約方法は後日発表される。
63年に開館し、60年以上親しまれてきた市民会館は2025年3月23日に閉館する。その後、建物は取り壊され、27年3月に新たな須崎公園としてリニューアルする予定。
9月23日に親子向け見学会
市は、建設中の市民ホールを探索できる親子向けの見学会を9月23日に開催する。
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