北九州都市高が環状化へ前進!「牧山―枝光」間が開通

 環状化に向けた整備が進む北九州都市高速で3月1日、5号線牧山(戸畑区)―枝光(八幡東区)間が開通した。北九州市戸畑区のウェルとばたで開通式典が行われ、関係者約250人が完成を祝った。

地域経済の活性化へ期待


テープカットを行い、開通を祝う関係者ら

 同区間は片側2車線の2.7キロ。2011年度に北九州市が事業に着手し、その後、福岡北九州高速道路公社も整備に加わった。残り2.5キロの区間は33年度に開通予定で、環状化の完成によって広域道路ネットワークの形成による地域経済の活性化が期待されている。


完成を祝って通り初めを行う車両

 式典では、武内和久市長が「物流の拠点間のアクセスが飛躍的に向上し、災害時の代替ルートが確保されることで災害に強い街としての地位も高まる。(環状化に向けて)残りの区間の早期開通を目指して尽力したい」とあいさつ。その後、関係者らは真新しい道路に移動し、テープカットやくす玉割りを行って開通を祝い、それぞれの車両で通り初めをした。


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