遠賀川流域の古墳と遺跡を同時公開 4月19、20日に開催

2025.04.15

 遠賀川流域に点在する福岡県筑豊地域の古墳・遺跡の同時公開が4月19、20日に行われる。

 公開されるのは、①王塚古墳(桂川町)②竹原古墳(宮若市)③沖出古墳(嘉麻市)④水町遺跡群(直方市)⑤川島古墳(飯塚市)⑥小正西古墳(同)⑦山王山古墳(同)⑧城山横穴群(福智町)⑨伊方古墳(同)⑩夏吉1号古墳、夏吉21号古墳(田川市)⑪戸山原古墳群(川崎町)⑫建徳寺2号墳(大任町)。


竹原古墳(宮若市提供)

 ⑦、⑨、⑫は19日、⑧、⑩は20日のみの公開。ほとんどは日中、自由に見学できるが、⑦は午前10時、午後2時に近くの勝盛公園駐車場に集合する必要がある。職員、ガイドによる説明や勾玉(まがたま)作り体験などのイベントを企画している場所もある。

 6世紀前半に造られたと考えられる国指定特別史跡の王塚古墳では、普段は立ち入れない内部が公開され、6色で描かれた壁画を見られる。広場では、パスタや焼き菓子、野菜などを扱う店舗が出店する「王塚古墳マルシェ」が開かれる。


advertisement

この記事をシェアする