福岡県の筑豊や京築地区で見ることができる野鳥の写真を集めた「筑豊の野鳥展」が、鞍手町歴史民俗博物館で始まった。入場無料。9月14日まで。
町民らで組織し、地元の魅力を発信している「くらての明日を紡ぐ会」の主催で、日本野鳥の会筑豊支部会員が撮影した約50点を展示。毎年秋に東南アジアに向けて移動する姿を九州北部で観察できる猛禽(もうきん)類のハチクマや、県内では珍しいハクガン、マナヅルなどを紹介している。
同支部の野村芳宏さんは「内陸の筑豊では山の鳥が多く観察できる。豊かな自然を感じていただきたい」と話している。
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