聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック東京大会」(読売新聞社協賛)で金メダルに輝いたバスケットボール女子日本代表で、北九州市出身の3選手が12月10日、同市役所で武内和久市長に結果を報告した。
市長に結果を報告
訪れたのは、羽田まりな選手(21)と藤田彩音選手(24)、沼口紗也選手(26)。日本代表は決勝で米国を65ー64で破っており、武内市長は「強豪を接戦で制して優勝し、すごい快挙だ」とたたえた。羽田選手は「金メダルを取れた実感はなかったが、いろんな人におめでとうと言われるうちに、うれしくなった」と振り返った。
子どもたちへのメッセージを求められると、沼口選手は「障害者としての壁がたくさんあったが、挑戦することを諦めずにきた。皆さんも挑戦を続けて」、藤田選手は「障害のある人がそれを伝えて理解してもらい、安心してスポーツができる環境を作ってほしい」と、それぞれ手話で思いを伝えた。







