福岡県宗像市産の野菜を使ってオリジナルのサラダを作るコンテストが、同市で開かれた。市内の小学生の親子5組が参加して個性あふれる色とりどりのサラダを作り、出来栄えを競った。
親子5組が挑戦
野菜の地産地消向上を通じて市民の健康増進を図ろうと、市がマヨネーズ・ドレッシング大手「キユーピー」(本社・東京)と連携して9月27日に初めて開催。参加者は野菜を炒めて「焼きサラダ」にしたり、ご飯を用いたりして、それぞれの一品を完成させた。
伊豆美沙子市長や管理栄養士、レストランシェフら6人が審査員を務め、皮や芯の活用など食品ロスを減らす工夫、調理の簡単さ、発想の自由度などを審査した。
最高位の「グランプリ」には市立自由ヶ丘小5年の斎藤雪月(ゆづき)さん(10)が父(40)と作った「やきいもと野菜のカラフルサラダ」が選ばれた。斎藤さんは「焼き芋が大好きなので、簡単に作れておなかいっぱいになるサラダを考え、家で2回練習してきた。もっと上手に作れるようになりたい」と笑顔で話していた。
advertisement