本好きのためのホテルが福岡市・大名に2021年末オープン
記事 INDEX
- 本の世界を旅するホテル
- 24時間営業の書店とカフェ
- 「普段とは違う体験を!」
福岡市の大名地区に2021年12月、書店とカフェを併設したホテル「ランプライトブックスホテル福岡」がオープンします。3000~5000冊の本をそろえ、客室の照明を読書に最適な明るさに調整できるなど、本の世界に浸れる施設になる予定です。
本の世界を旅するホテル
九州電力グループの九電不動産(福岡市)が経営主体となり、全国でホテルを展開する「ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ」(東京)が運営します。
九電不動産は戸建て住宅やマンションの分譲・賃貸などを手がけていますが、ホテル事業は初めてとのこと。「ランプライトブックスホテル」は、「本の世界を旅するホテル。」をコンセプトとし、福岡は名古屋、札幌に続いて国内3か所目となります。
24時間営業の書店とカフェ
ホテルは、福岡市地下鉄空港線の天神駅から徒歩8分、赤坂駅からは7分の場所に建設。地上8階建てで、客室は「オール電化」の全104室です。
1階の書店とカフェは24時間営業。雑誌や小説を中心に取りそろえる予定で、気になる本を客室に持ち込んで楽しむこともできます。部屋の照明は本が読みやすいように、それぞれの好みに合う明るさに調整できるそうです。
読書好きがゆっくり過ごせそうな新ホテル。九電不動産の担当者は「普段出会わない本に触れたり、いつもと違う空間で気分転換したり、本を通して様々な楽しみ方ができるホテルを目指したい」と話しています。