ラグビー・ワールドカップを博多駅前「ファンゾーン」で楽しもう

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会が9月20日に開幕しました。全国12都市で熱戦が繰り広げられ、福岡市でも3試合が行われます。W杯をみんなで楽しもうと、福岡市博多区のJR博多駅前広場にはこの日、パブリックビューイング(PV)で選手に声援を送り、料理やビールも堪能できる「ファンゾーン」がオープンしました。ファンゾーンは10月中旬まで設置され、様々なイベントなどでもラグビーの魅力を発信します。


上から見た会場の様子

ファンゾーンとは

 ファンゾーンは、PVのほか、ラグビーの体験やトークショーなどのイベントでW杯を楽しみ、交流する空間です。
 博多駅前広場では、プール戦(グループリーグ40試合)が終了する10月13日まで4会期に分けて設置されます。日本代表が戦う試合、福岡市博多区の「博多の森球技場」で行われる3試合のほか、ニュージーランドやイングランド、南アフリカといった注目チームの戦いぶりも中継します。熱戦を映し出すのは、博多駅ビルの壁面に設置された大型ビジョン。約300インチの大迫力です!
 ラグビー観戦に欠かせないビール、九州各地や世界のグルメを販売するブースも並びます。


大画面での観戦は迫力満点

 ファンゾーンのステージでは着物ショーや能・狂言といったイベント、大会ドリームサポーターを務めるフィギュアスケート元五輪日本代表・織田信成さんとサッカー解説者・松木安太郎さんのトークショーなども予定されています。人工芝でのラグビー体験や、体力測定ができる日もあります。


記念写真を撮るコーナーもあります

初日から盛り上がりました

 あいにくの雨となった9月20日のオープニングセレモニーでは、「ラグビーワールドカップ2019福岡開催推進委員会」の藤永憲一会長(福岡県商工会議所連合会長)が「市民もワールドカップを楽しみ、盛り上げ、皆さんで各地からのお客さまをおもてなししたい」とあいさつ。小学生による合唱や高校生のダンス、バンドの演奏などでW杯の開幕に花を添えました。


集まった人たちを楽しませるステージも

 大型ビジョンでは日本対ロシアの開幕戦が中継され、集まったラグビーファンたちは、トライを重ねる日本代表のプレーに歓声を上げていました。


日本の初トライにわく会場

 台風17号の接近により、9月21、22日のPVは残念ながら中止になりましたが、26日からは第2期のファンゾーンが開設されます。日本代表に声援を送るPVは28日16:05~(対アイルランド戦)、10月5日19:20~(対サモア戦)、10月13日19:35~(対スコットランド戦)に予定されています。

ラグビーW杯日本大会
 大会には日本を含む20チームが出場します。9月20日~10月13日のプール戦に続き、10月19日から決勝トーナメントが始まり、11月2日に決勝が行われる予定です。福岡市では、イタリア対カナダ(9月26日)、フランス対アメリカ(10月2日)、アイルランド対サモア(10月12日)の3試合があります。

FANZONE FUKUOKA



開催日 会期Ⅰ 2019年9月20日(金)~22日(日)
会期Ⅱ 2019年9月26日(木)~28日(土)
会期Ⅲ 2019年10月2日(水)~5日(土)
会期Ⅳ 2019年10月12日(土)~13日(日)
開催場所 JR博多駅前広場(福岡市博多区博多駅中央街1-1)
開催時間 12:00~22:00
料金 入場無料

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