東大の先生もうなった北九州の新土産「3Dボルト型USBメモリ」が誕生

記事 INDEX

  • 北九州市の新たな土産品
  • ネジチョコからヒント
  • 東大准教授も納得の完成度

 北九州観光コンベンション協会(北九州市)は3月、ボルト型のUSBメモリを発売しました。北九州市で2019年春に開催された電子工学の国際会議で、参加者に記念品として配られて好評だったことから、商品化の運びとなりました。ボルトのつまみ部分がUSB端子のキャップになっており、小倉城と桜がデザインされています。


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「ネジチョコ」からヒント


小倉城と桜がデザインされたボルト型USBメモリ

 協会によると、国際会議の主催団体代表を務めた東京大学准教授の三田吉郎さんは、記念品の選定にあたり「北九州らしくて、喜ばれるものを」と心を配ったそう。その過程で知ったのが、3Dプリンターを駆使してネジを精巧に再現したチョコレート「ネジチョコ」です。この小さな北九州土産の完成度に感心した三田さんは、ボルト型のUSBメモリを発案。地元業者が製作したメモリの実物を目にした三田さんは「日本のものづくりを象徴する細部にこだわったつくり」に納得し、海外からの会議参加者も独創的な記念品を喜んだそうです。

関連記事:世界に発信「ものづくり」のまち 北九州でネジチョコの新工場が稼働


昨年の国際会議で提供されたボルト型USBメモリ

 ネジチョコを製造・販売する「オーエーセンター」(北九州市小倉北区)の吉武太志社長は「ネジチョコから着想したお土産をうれしく思います。ものづくりの街・北九州を象徴するお土産品が続々と開発・販売され、皆さんと一緒に北九州を盛り上げていければ」とコメントしています。

「3Dボルト型USBメモリ」
商品名:北九州オリジナル 3Dボルト型USBメモリ
ロゴ:小倉城と桜(カラーは黒か白)
仕様:サイズ 56ミリ×36ミリ×32ミリ、メモリ容量 8GB
販売価格:1本 2000円(税別)
販売場所:北九州おみやげ館(北九州市門司区東港町6-72 門司港レトロ観光物産館「港ハウス」)
※オリジナルロゴなどの注文は、北九州おみやげ館(093-321-6399)へ
※新型コロナウイルスの感染拡大で、北九州おみやげ館は5月6日(予定)まで臨時休館しています​


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