マヨネーズ?いいえ「飲むプリン」です 大阪で大人気の商品が福岡・大名に上陸
福岡市中央区大名のダイニング「BARRANCA(バランカ)」が、新感覚のプリン「チューチュープリン」(税込み400円)の販売を3月に始めました。スプーンで食べるという概念を覆し、マヨネーズ型の容器からプリンを直接吸って味わう商品です。
マヨネーズ型の容器から!?
「チューチュープリン」は、飲食店経営などを手がける「オペレーションファクトリー」(大阪市)が、大阪市中央区の「なんばCITY」内で2019年7月に発売しました。ユニークな形状がSNSなどで話題となり、同社が運営する「BARRANCA」でも販売することになりました。
誕生のきっかけは「テイクアウトできる商品」の社内公募だったそう。「歩きながらでも食べられる」と、このアイデアが寄せられ、「マヨネーズを容器から直接飲む罪悪感も楽しめる」として、採用されたとのことです。プリンとマヨネーズ、たしかに色合いも似ています。
新しい食べ方を提案
もちろん味にもこだわっています。北海道産の生クリームをはじめ素材はすべて国産。最後まで飽きずに楽しめるよう、甘くなりすぎない工夫もされています。ふたを開けると口が星形になっており"マヨネーズ感"がより増します。
若干の罪悪感を覚えながら、容器の中身を吸ってみました。思った以上に滑らかな食感でクリームの風味が強く、牛乳プリンに近いと感じました。甘すぎず、思わず一気飲みしてしまいそうです。大阪で行列ができたのもうなづけます。
プリンの新しい食べ方を提案するこの商品。担当者は「パンにつけてもおいしいですよ」と勧めてくれました。早速、自宅で試してみると・・・プリンのほどよい甘さとパンの塩気がよくマッチしています。プリンの可能性を感じました。