関門国道トンネルを行き交う車の光跡 年末も安全運転で
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"フグの口"から車のヘッドライトやテールランプの光跡が流れる。北九州市と山口県下関市を海底で結ぶ関門国道トンネル(全長3461メートル)は、1958年の完成から60年以上を経た今も、九州と本州をつなぐ大動脈として利用されている。
北九州市側の入り口に描かれているのがトンネルを口に見立てた関門名物のフグの顔。夜間に30秒間露光で撮影すると、日中とは異なる表情を見せる。行き交う車のライトが赤やオレンジ、水色の光の帯となって幻想的に浮かび上がった。
トンネルの1日の交通量は平均約3万台(2016年時点)にのぼる。これから年の瀬が迫り、慌ただしさが日に日に増していく。気を引き締めて安全運転に努めたい。