モ~すぐ出番! 北九州・門司の工房で来年の干支「丑」のミニ人形作りが最盛期

一つひとつの表情が微妙に違う丑の人形

 北九州市門司区の「門司ヶ関人形工房」で、来年の干支(えと)にちなんだ「丑(うし)」のミニ人形作りが最盛期を迎えている。


今年の干支「子(ねずみ)」と来年の「丑」の人形

 人形作家の上村誠さんが40年ほど前から毎年、陶芸用の粘土を使って、干支の人形を一つひとつ手作りしている。大きさは約4センチで、乾燥させた後、串に刺した状態で色付けを行う。目と鼻と口の位置のバランスに最も神経を使うという。


色付けと乾燥は串に刺した状態で行う


 作業は大みそかまで続き、約800体を作り上げる予定。上村さんは「新型コロナウイルスで暗い話題も多いが、かわいらしい人形の表情に、ほほえんでもらえたら」と話した。


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