福岡県大牟田市のオーム乳業は、市民らに“りんご牛乳”の愛称で親しまれた乳飲料「オームリンゴ」の味がするアイスを、同市の県立ありあけ新世高校の生徒と一緒に開発した。
オームリンゴは、甘味にほどよい酸味が加わったリンゴ味が特徴。昨夏、10年ぶりに期間限定で復刻販売され、約5万4000本を売り上げた。その際、「自宅で冷凍保管した」との消費者の声を聞き、昨年11~12月に同高と一緒にアイスの商品化に取り組んだ。
同社で開発を担当したのは、同高出身の川添真美さん(30)。生徒たちは試食やパッケージのデザイン考案などで協力し、甘酸っぱいリンゴの香りとミルクがマッチしたアイスが完成した。商品名は大牟田弁を取り入れ、「ぎゃんうまか~!!アイス」とした。
1個(120ミリ・リットル)450円。2月24日から道の駅おおむた、ゆめタウン大牟田などで販売している。問い合わせは同社販売部(0944-52-9665)へ。