北九州市は、同市若松区の響灘緑地・グリーンパーク内に、草そり場やロングスライダーを備えた新たな遊び場「太陽の丘」を4月16日にオープンする。同日は完成を祝うイベントも予定している。
4月16日にオープン
園内の遊び場エリア(約1.8ヘクタール)のうち、ハーブ園や小型の木製遊具などがあった約5000平方メートルで昨年3月、再整備に着手。3コースを備えた草そり場、太陽をイメージした円形の滑り台など、5種類の大型遊具を導入した。
工事費は約2億1600万円で、登場する遊具は次の五つ。
①草そり場
長さ24~30メートルの3コースで、一つは人工芝、ほか二つは天然芝と樹脂保護マットの組み合わせ。ソリは無料で貸し出し、持ち込みはできない。
②太陽をイメージした滑り台
直径約20メートルの円形滑り台。コンクリートの表面をつるつるに加工する「人研(じんと)ぎ」で左官職人が仕上げた。
③ロングスライダー
長さ約38メートル、高低差約12メートルのダイナミックな滑り台。摩擦が少なく、スピード感が出る素材を使っている。
④吊り橋遊具
「太陽の丘」エリアと、「世界最長のブランコ」(100人ブランコ)があるエリアをつなぐ吊(つ)り橋。長さ約23メートルで、地上からの高さは約3.5メートル。
⑤でこぼこ滑り台
スキーのモーグルのようにでこぼこしている、幅広の滑り台。
「バンビーノ」も来場
施設オープンの16日は、午前10時30分~正午にテープカットなどのイベントを開催。吉本興業所属のお笑いコンビ「バンビーノ」も参加して、来場者と一緒に新たな遊具の楽しみ方を学ぶ。午後1時30分からはお笑いライブショーもある。
グリーンパークでは、前日の4月15日にキャンプ場「HIBIKINADA CAMP BASE」も開業。北九州市の担当者は「宿泊もできるようになり、時間を気にせず、新たな遊具で思い切り楽しんでほしい」と話している。
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