国際女子テニス5月15日開幕 久留米市で4年ぶり実施

 テニスの若手プロ選手らの登竜門「久留米市ユー・エス・イーカップ国際女子テニス2023」(九州テニス協会主催、読売新聞社など後援)が5月15~21日、福岡県久留米市の新宝満川地区テニスコートで開かれる。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となる。



 女子テニスの国際大会としては国内で4番目の規模で、成績は世界ランキングに反映される。賞金総額は6万ドルで、2014年には大坂なおみ選手も出場した。


若手の登竜門、約10か国・50人出場

 今大会には、シングルスとダブルスに日本を含む約10か国から計約50人が出場する。15日に予選、16~21日に本戦が行われる。観戦無料。

 大会の実行委員会によると、コロナ禍で3年続けて実施できなかったことや、円安の影響で開催が危ぶまれたが、多くの地元企業が資金面で協力してくれたことで4年ぶりの開催が実現したという。

 1日に記者会見した大会ディレクターの岡村隆裕さんは「スポーツによる地域貢献になっていると思うし、楽しみにしている人も多い。市のスポーツ振興に少しでもつながればうれしい」と話した。

 問い合わせは実行委(0942-39-4800)、15日からは大会本部(0942-65-9080)へ。


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