九州大が所蔵の昆虫標本4000点 福岡市で展示中

 九州大が所蔵する昆虫標本を紹介する「ふくおか大昆虫展inももち~世界の昆虫と九州大学の研究」が、福岡市早良区のTNC放送会館1階特設会場で開かれている。8月27日まで。


「美しくてかっこいい昆虫を見に来てほしい」と話す丸山准教授

世界の昆虫を知って

 九大所蔵の約400万点の昆虫標本から厳選した約4000点を展示。チョウやカブトムシ、クワガタなど、世界中から集めた貴重な標本が並ぶ。世界最大級の「ヨロイモグラゴキブリ」など珍しいゴキブリの生体を集めた「Gの部屋」もある。また、カイコを使ったワクチン開発や昆虫食など、九大で行われている研究をパネルでわかりやすく紹介している。

 同大総合研究博物館の丸山宗利准教授は「子どもたちに昆虫の美しさや多様性の素晴らしさを知ってほしい」と来場を呼びかけている。

 午前10時~午後6時。入場料500円(3歳以下無料)。問い合わせは事務局へ。


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