アサヒビール博多工場跡「学校用地に」 福岡市が要望書

 2025年末に操業を終え、佐賀県鳥栖市に移転するアサヒビール博多工場(福岡市博多区)の跡地活用を巡り、福岡市は9月7日、同社に小中学校の用地確保に向けた要望を行ったことを明らかにした。要望は8月29日付。

 福岡市教育委員会によると、同工場がある地域の児童が通う那珂小は18年から学級数が31以上の「過大規模校」の状態が続いている。周辺では大型商業施設「ららぽーと福岡」が開業し、マンション建設が相次ぐなど、今後も人口増加が見込まれることから、学校用地の確保が課題となっている。

 同工場の敷地は約12万平方メートル。市と市教委は要望書で、小中学校の用地確保のほか、敷地内にある古墳の保存などの課題を伝え、跡地について協議を行うことを申し入れたという。

 同工場の跡地について、アサヒビールを傘下に置くアサヒグループホールディングス(東京)の担当者は「売却する方針だが、売却先や決定時期については未定」としている。


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