「あしや砂像展」が10月27日開幕 今年は昆虫がテーマ

 福岡県芦屋町の恒例イベント「あしや砂像展」が10月27日~11月12日、芦屋海浜公園で開かれる。「昆虫記」の著者ファーブルの生誕200年にあたることから「時空を超えて~昆虫~」をテーマとし、欧米と日本の彫刻家計10人が制作した11点などが並ぶ。


砂像展をPRする欧米の彫刻家ら

 砂像展は20回目。10日に開かれた制作発表会には、実行委員会会長の波多野茂丸町長、プロデューサーの茶圓(ちゃえん)勝彦さん(62)、欧米の彫刻家7人が出席した。

 彫刻家らは様々な虫をモチーフにした作品を、今月初旬から会場で制作している。高さは最大5.6メートル。7回目の参加となるイタリアのレオナルド・ウゴリニさんは「昆虫は細かい所を再現しなければならず、たくさんのテクニックが必要だ」と話した。

 このほか、地元の中学高校などによる16点、自由テーマで募集したコンテストの出品作10点が展示される。入場前売り券は大人350円、小中学生100円、当日券は大人500円、小中学生200円など。問い合わせは実行委事務局(093ー223ー3542)へ。


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